2015年12月6日日曜日

Chrome 47:表示フォントの変更

先週Chromeを46から47へ更新したところ、ニコニコのコメントで一部の文字のフォントが変わっていました。


U+25E2~U+25E5が縮んでいます。U+2587は比較のために置いたものです。

その後他の文字も見てみたのですが、どうもArial Unicode MSの有無によって状況が異なるようです。46が残っているのがもう8.1の環境しかなかったので、以下はそれで見たものです。

下図はU+25E0~U+25E7で、このうちArialにはU+25E6しかありません。他はLucida Sans Unicodeが代替表示されていたのではないかと思います。


Arial Unicode MSありの方だけ各文字が縮んでいます(ちなみに冒頭の7もArial Unicode MSありの環境です)。Lucida Sans Unicodeで表示されていたものがArial Unicode MSに代わったように見えます。
と言っても冒頭のU+2587もLucida Sans Unicodeだと思われ、全てではないようです。

Arial Unicode MSの有無に関係なくフォントが変わったケースもありました。下図はU+25A8~U+25AFで、左2つ(25A8・25A9)と右の3つ(25AD・25AE・25AF)はArialにありません。


U+25ADだけはArial Unicode MSの有無にかかわらず47でフォントが変わっています。他の4つはArial Unicode MSありの方だけ変わっています。両者の何が違うのかはわかりませんでした。

いずれにしろ仕様としては迷走しているかのように感じます。 Arial Unicode MSで表示されていたものが44でSegoe UI Symbolに代わり、Arial Unicode MSの有無は関係なくなったと思っていたからです。いずれまた変わるのではないでしょうか。

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